補聴器ユーザー保育士ERIKAのブログ

補聴器ユーザーとしての悩み、新米保育士としての奮闘や普段の日記、その他もろもろ

読書日記

昨日と今日にかけて2冊のホンを読破
森見登美彦のシャーロック・ホームズの凱旋と
近藤史恵の歌舞伎座の怪紳士




まずシャーロック・ホームズの凱旋
今回森見登美彦さんの作品は初めてでなおかつあの有名なシャーロック・ホームズ
なのでドキドキしながら読み進めていました
舞台はビクトリア朝京都
(ロンドンじゃない…)と思いながら読んでいたら
まるでシャーロック・ホームズが日本にいるという不思議な錯覚に襲われて
その上アイリーン・アドラーがライバルで
モリアーティ教授が仲間で
頭の中は混乱するけどとっても面白くて
キーワードになる「ワトソン無くしてホームズなし」が色んな意味で大きな鍵というのが分かるととっても楽しかった
シャーロック・ホームズが初めての人も
シャーロック・ホームズが好きな人も楽しめるそんな作品でした


次は歌舞伎座の怪紳士
この作品の主人公の境遇が今の自分にとても近くて、つい感情移入して読んでしまいました
彼女は歌舞伎やオペラなどを通して自分の好きなものを見つけ、それをきっかけに少し前に進む
そんな姿に少し勇気づけられました
私もそんな好きな物を見つけたい
その上途中に出てくる紳士の「誰かがあなたを責める言葉は……」の部分に辛かった悩みが解放されていく感じがして
つい泣いてしまいました
感動したい 、好きなものをみつけたいそんな人にお勧めかもしれません

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